浅草サンバカーニバル

浅草サンバカーニバル

浅草の夏を締めくくる「浅草サンバカーニバル」は、昭和56年の開始以来賑やかなことが大好きな浅草の皆さんに支えられてますます発展し、近頃は毎年50万人のお客様で賑わう一大イベントに成長いたしました。
また、ブラジルのリオデジャネイロのカーニバルをお手本とする出場チームの努力により、北半球最大のサンバカーニバルと申しあげても過言ではない質を誇ります。
ただのパレードではない真剣勝負のコンテストもみどころです。

浅草はかつて映画館や演芸など娯楽の一大中心地として名を馳せたが、昭和30〜40年代にはすでに街の活気が下火になりつつあった。これを案じた当時の台東区長である内山榮一と浅草喜劇出身俳優の伴淳三郎の発案により1981年に初めて実施されたといわれる。

1981年開催当初の浅草サンバカーニバルは、現在のように本格的なサンバチームは少なかった。また近年に至っても、サンバの様式とは異なるチームも多く出場していた。また審査もコシノジュンコ池田満寿夫Balança(サンババンド)のDENなど著名人による審査委員長の意向が強く反映されていたといわれる。

しかし時代の変化に伴い、ブラジル本国のスタイルに則したチームが増えたことから、1999年には、S1リーグに出場するエスコーラによるAESA(浅草エスコーラ・ジ・サンバ協会)が発足、このAESAの提言により、現在は審査委員長に著名人を登用することは変わらずも、ブラジルやサンバに関心がある審査委員が選ばれ、これらの審査委員による点数による結果が大きく反映されるようになっている。

パレードは当初、夜間における開催が中心であったが、参加者や観客の安全上などの理由から、現在は昼に行われ夕方には終わるようになっている。

引用元:浅草サンバカーニバル実行委員会ホームページ
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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