東京時代まつり

東京時代まつりとは

11月3日文化の日、東京時代祭が開催されます。

このお祭りは、東京のあけぼの浅草寺の始まりから平安時代・江戸時代そして東京へと移りゆく文化をパレードで表現する一大歴史絵巻です。
東京は太田道灌の江戸城構築から約545年、徳川家康の江戸城入府以来400年の歳月を数えますが、浅草はそれより古く、1400年近い昔(西暦628年)に隅田川からご示現した観音様がこの地に祀られてから浅草寺を中心とする独自の地域社会を形成し、特に江戸時代に入ってからは江戸の庶民文化の中心として栄えて来ました。東京の歴史と文化 の原点は浅草にあります。

東京時代まつり行列絵巻

1 東京時代まつり 18 花の吉原おいらん道中
2 奉行 19 大岡越前守と江戸町火消し
3 東京のあけぼの 浅草観音示現 20 浅草市村座七福神舞
4 浅草のよろこび 金龍の舞 21 猿若三座 江戸歌舞伎
5 在原業平 東下り 22 江戸の人気者
6 源頼朝 隅田川陣営 23 江戸芸者
7 北条政子 浅草寺参拝 24 火付盗賊改 長谷川平蔵
8 三社大権現祭礼 船渡御 25 副旗
9 副旗 26 奉行
10 奉行 27 黒船来航 浦賀奉行
11 江戸開祖 太田道灌 28 新撰組
12 徳川家康 江戸入府 29 第十五代将軍 徳川慶喜
13 大奥御殿女中 30 江戸から東京へ
14 徳川家光 三社権現社再建寄進 31 文明開化 鹿鳴館
15 参勤交代 大名行列 32 浅草奥山風景
16 元禄花見踊り 33 懐かしの浅草レビュー
17 義士討ち入り    
パレードの地図

安らかなる都、東京のあけぼの

清き川より現れる観音像が、ここ浅草寺に祀られる。安らかなる都の物語はそこから始まる。
源頼朝が、北条政子が、この地に祈る。やがて、この地が都となりゆくことを知らずに…。
趣豊かな舞と神輿を語りべに、浅草の伝統芸能が、東京の文化の原点を時代に伝えます。

(1)東京時代祭本旗
(3)浅草観音示現
(4)金龍の舞
(6)源頼朝

葵三百年、碧よりあおし

太田道灌は、12世紀の豪族江戸氏の邸跡に、江戸城を築城します。
それから約150年を経て徳川家康の江戸入府(天正18年・1590年)葵の紋章がこの地に植えた天下泰平の芽は、やがて鮮麗なる江戸文化んお華を咲かせます。

(8)三社大権現祭礼
(12)徳川家康
(15)大名行列

江戸文化の、夢舞台

(18)おいらん道中
(17)義士の討ち入り
(19)江戸町火消し

力強き潮流、江戸から東京

江戸は東京へと衣替えし、やがて超近代的文化都市と称されるまでに発展していきます。
そこに至るまでの段階を一つ一つ確かめる時、私たちは人の営みの力強さに目を見張ります。
東京に住みゆく人々の活気と創造…。
それこそがまさに華と呼ぶにふさわしいものなのです。

(31)文明開花 鹿嶋館
(32)浅草奥山風景
(33)懐かしの浅草レビュー
浅草のイベント

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